境内一円は古墳時代前期の古代祭祀に関係する遺跡です。
櫻木神社境内一円は「古墳時代前期の古代祭祀に関係する遺跡」です。
平成4年櫻木神社再建御造営に伴い、御殿地(宮司宅地内裏山)の発掘調査が行われました。その結果、古墳時代の住居跡などの遺跡の他、祭祀関連の遺物が多く出土しています。(平成4年発掘調査)
特に、全国でも類を見ない2例目の硬玉製(ヒスイ)勾玉・管玉・台形様石製品・剣先様装飾品・半円状石製品・玉杖などが出土しています。
また、これらの石製品には未製品や制作途中で破損したものも多く、制作過程でできる石のかけらなども出土しています。これらからは石製品生産者集団(工人)の工房の存在が推測されています。他に先土器時代の有舌尖頭器や縄文時代の土器、石器類なども多数出土しています。